【軍神 上杉謙信 毘沙門天 越後の龍】

832人間七七四年2013/03/23(土) 20:43:20.77ID:cD3MYnkN
松隣夜話にこのような記述があるのですがわかる方教えてください

越前境宮野郷主中沢長兵衛、殊に豪強の士たり。
信長より柴田修理を以って、様々手を入れ申さるるに依って、振方なく裏切の約束を致す。
然るして松任の城主馬を絶し給ふ時も、肺肝を砕くと雖も、謙信衆手配違わぬ故、相窺うことを得ず。
猶以て隠密に致し、さらぬ振にて候ひけるを、謙信公、如何にしてか知召しけるにや、月迫に及び、歳末の御礼に、登城致しけるを召出され、童坊に後の戸を鎖させ、御腰物を抜放し、長兵衛脇差抜き、立上る所を討たせ給ふ。
数月の御重病にて、御肉落ち、就中二十日以前より、御食事一向絶ち給えば、御力も定めて落ち給い、御手足も叶ふまじく、危く見奉るの所に、思の外御身軽き事、鳥の様に見え給う。
一の太刀にて、肘の懸りをふつと斬つて落され二の太刀を以って、高紐の辺を横手切に、露も懸けず、三つに切つて離し給ふ。見る人、肝を消さぬはなし。即ち中条五郎右衛門・苦桃伊織に仰付けられ、中沢共の者五十余人、御坪の内に於て之を切害す。中条五郎右衛門疵を蒙る。
苦桃衆・中条衆九人まで討たれ、片時の間に之を尽す。
殊更見物目覚めたるは、苦桃伊織家来浄真といふ者、小太刀を以って走り回り、総て七人まで敵を討つに、皆余の所に切る事なし。
一の腕・二の腕・高肘・手の首、一分も志す所を誤たず。
自身も髪面・太股、かすり手二箇所蒙る。稀代の達人なり。

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